余白

〜イベント発生〜
【猛暑のある日の出来事】

ここは『赤い翼』本部。今日もとても暑い。
そんな中、純白の特攻服をぴっちり着て腕に「風紀委員」の腕章を巻いたゆりが
肩に愛用の釘バットを担いで闊歩する。

ゆり 「こう暑いと生活態度が緩みがちだからねー、
 見回りして指導しないと。」

なぜ指導に釘バットが必要なのだろう・・・。



まず、ゆりは裏庭に辿り着いた。ここは日陰でやや暑さは和らぐ
姿が見えたのは、マナカナならぬ麻菜シアの少女コンビ。
色違いで揃えて着ている浴衣が夏らしく涼しげだ。

麻菜 「暑いですねぇ・・・。」

シア 「なんでもクマ谷って街では40℃を超えたらしいよー」

麻菜 「それは凄いですね・・・
 ところで、クマ谷というのはクマさんの出身地なのでしょうか?」

シア 「うん、きっとそーだよ。ムーミン谷みたいにクマだらけなんだろうね。」

ゆり (違う、絶対にそれ違うから!てゆーかクマだらけって怖っ!)

とりあえずここは異常なしのようだ。
ゆりは巡回を続けることにした。



次に、ゆりは庭に来た。天気がよいので一面に洗濯物が干してある。柔軟剤は使ってないっス
ここにはジルと、先ほど噂されていたクマのお笑いコンビ。
見ると、紐にぶら下げてあるクマをジルが下ろしているところだった。

ゆり 「あれ、何してんのー?」

ジル 「ああゆりちゃん、天気がいいからクマを洗って干してたんだよねー」

ゆり 「成る程、もう乾いたから下ろしていたのね。
 でも、いつもうるさいクマが喋らないって珍しくない?」

ジル 「うん、今はクマのスイッチ切ってるから。それじゃ、もう部屋に帰るねー。暑くて溶けそうー」

ゆり 「了解、お疲れ様ー。そうかスイッチを切っ・・・・・・
 ってスイッチって何ー!?

ゆりが振り返った先には、もう誰もいなかった。
またクマの秘密がひとつ増えた・・・・・・



ゆりは、今度は縁側に回った。メロウドとガスタフがスイカを食べている。うまそうだ。
メロウドはいつものように暑苦しい真っ黒のマントを羽織っており、
ガスタフはいつものように上半身裸、下半身は腰みのを巻いている。

ガスタフ 「も、もう1ラウンド勝負だ!!」

メロウド 「何度やっても無駄だと言うに…。」

ガスタフ 「うるさいわい!参加することに意義がある!(←?)
 それではスイカバトル、レディーゴー!」

シャクシャクシャクシャクシャクシャクッッ!!

メロウド 「終わりだ。」

ガスタフ 「フガ!?(なに!?)
 ふがフガモガフガシャクジュルジュル!(まだ半分も食べてねーYO!)」

どうやらスイカの早食い競争をしていたようだ。
それにしてもメロウドは早すぎる・・・・・・。

ゆり 「メロ君にあんな特技があったなんて・・・志村?」

縁側も平和なようだ。
ゆりは屋内を見回ることにした。



ここは本部内の廊下。

ゆり 「うわ、陽射しが無いから外よりマシかと思ったけど、
 風が無いから蒸し暑いー・・・」

さにー 「サブリーダー、お疲れ様v
 かき氷作ったんだけど食べない?」

ゆり 「あ、ありがと王子ー。気が利くね、これで涼しくなれそうだよ。
 シャリシャリシャリ・・・くぅーっ、頭にキーンときたー!」

メッチ 「サブリーダー、ご苦労様。
 かきチャーハン作ったんだけど食べ・・・」

ゆり 「 成 敗 ! !」

そう叫ぶと釘バットを真一文字に振り下ろし、かきチャーハンなるものを器ごと粉々にした。

メッチ 「な、なんてことしやがるんだ!?」

ゆり 「ちゃんと床は掃除しておくんだよ、リーダー。」

さにー 「まあ、自業自得だよね。」



ここは個人の部屋が並ぶ一画。
その中の一室のドアが開き、中からカナヅチの音が響く。

ロバート 「暑ぃ〜・・・。なんでよりによってエアコンが壊れるんだ?
 先生、早く直してくれよな。」

ペーター 「無茶言わないでよ、電器屋じゃないんだし。
 それに、他に直すものもいっぱい溜まってるしね。」

どうやらロバートの部屋のエアコンが壊れたようだ。
トレードマークの黒スーツをだらしなく着崩し、団扇でバタバタ扇いでいる。
そしてエアコンを直しているのは、赤い翼一トンカチの似合う男ペーター。
だが、どう見てもトンカチで叩いているだけで、修理しているようには見えないが・・・。

ロバート 「他に直すものって何があるんだい?」

ペーター 「外敵が壊していったコアとか壁とか、それと・・・」

ゆり 「ふむふむ、ここも異常は無いかな・・・って廊下の突き当たりにある部屋!
 なんか凄い冷気が漏れてるー!冷房は29℃設定にしなさいって言ってあるのに!」

何かを見つけたゆりは、一目散にその部屋に走って行き、ドアを開けた。



バキッ!メリメリッ!



ロバート 「コアとか壁とか、それと・・・ドアかな?」

ペーター 「あ〜、またかよ〜・・・。」

ゆりが釘バットでぶち破ったドアを見て、ペーターが深いため息をつく。
苦労してるな、この人って・・・・・・。




〜イベント発生〜
【ダジャレを言うのは誰じゃ?】

ゆり 「オジキー!冷房は29・・・って、これは何ー!?」

豪快に穴の開いたドアからは、クーラーのものとは思えないほどの冷気が噴き出していた。
部屋の中央には静かに、だが気迫の漲っているグウェンが構えて立っている。
ちなみに本来の部屋の主であるロッドは隅っこで小さくなっている。

ゆり 「え、えーっと・・・魔法の修行中かな?コールドリプレイスとか・・・」

ロッド 「いや、それが実は・・・」

言いにくそうにロッドが口ごもる。
すると、微動だにしなかったグウェンが動いた。

グウェン 「猫が寝込んだアナコンダ!」











ゆり






ロッド











ゆり 「はっ!じ、時間が止まってた・・・?」

ロッド 「うむ、嫁の特訓に付き合わされているんだが、ずっとこんな調子なのよね。」

どうやらこの凄まじいまでの冷気は、グウェンのダジャレが発していたようだ。
てゆーか、エアコンより凄い冷気を出すダジャレってどんだけぇ〜

ゆり 「でもここまで涼しく、というか寒くなれるんなら、
 これを利用して何かできないかな・・・?」

ロッド 「そうだなー。」

突然、部屋の窓がガラッ!と勢いよく開いた。

メッチ 「話は聞かせてもらったぞ!」

ジル 「というわけで【第1回 納涼!ダジャレ王決定戦】を開催いたします。」

クマ 「司会進行はもちろん『赤い翼』の良心ことクマがやるクマ!( `Д´)」

ロッド 「な、何だ何だ!わしの部屋に勝手に!」

グウェン 「面白い、受けて立ちましょう!」

ゆり 「Σなんかやる気満々だしー!」

グウェン 「ところでクマちゃん、司会をやるのはたのしーかい?なんちて。」











ゆり






ロッド






メッチ






ジル






クマ






ゆり 「はっ!?」




〜ルール説明〜
麻菜 「それではこれから参加のルールを説明させていただきますね。」

シア 「方法は簡単!ジル(143)宛にメッセージでダジャレを送るだけだよー」

ジル 「あれ、私宛なの?」

クマ 「クマはE-No.が無いから、飼い主に送るのは当然クマ!( `Д´)」

メロウド 「ただし、送ってもらうダジャレには一つ制限がある。」

ガスタフ 「ダジャレのテーマは『深淵回廊』に関するモノだぜ、ひゃっはー!」

さにー 「この世界の用語、アイテムの名前、敵キャラクターの名前、技能の名前、
 NPCの名前、参加しているキャラクターやコミュニティなど、何でもオッケーv」

メッチ 「つまり、
  ○ 魔力全開、敵は全壊 / 猫が寝込んだアナコンダ
  × 猛暑はもう、しょうがない / 布団が吹っ飛んだ

 というわけだな。」

ロバート 「送られてきたダジャレの中から選考して、優秀作品の上位者には
 賞金と、副賞としてステキな賞品を送るぜ♪」

ペーター 「賞品一覧は下に表があるのでそれを見てね。」

ロッド 「ただし当日は、うちの嫁も参加するので、優勝するのは難しいと思うぞ。」

グウェン 「面白かった作品は、イベント後に私がコミュニティ宛メッセージで使うかも・・・。」

ゆり 「選考は赤い翼メンバーの独断と偏見なので、ご了承下さいねー」

クマ 「賞品の一覧はこれクマ( `Д´)」

【賞品一覧表】
最優秀賞 賞金:2929en 副賞:色褪せた戦旗
小物 -- 1/1
不思議な力が宿っている。戦闘外で使用すると?
2635
所持
優秀賞 賞金:1129en 副賞:フィル・ダイヤモンド
小物 -- 1/1
補完の金剛石。戦闘外で使用すると最も低い能力を3上昇
2685
所持
副賞:衰弱の災厄柱
(呪怨付加Lv2/自虐毒Lv2/自虐睡眠Lv2)
魔石 -- 150/150 (150) 0 30 0 0 45 75
周囲の者に災いを持つ者に衰弱を与える石
3304
所持
副賞:光の女神像
小物 --
不思議な力が宿っている。戦闘外で使用すると?
4018
所持
副賞:*c/黒斧"蒼鉄砕き”
(爬虫類キラー/爬虫類キラー/狂気付加Lv2)
斧槌 -- 83/83 (83) 138 3 25 3 0 0
トロール独自の技法と金属を用いて作成された対白リザード用の斧
2194
所持
副賞:*c/かきチャーハン
(麻痺付加Lv2/毒付加Lv2/毒付加Lv2)
刀剣 -- 96/96 (96) 90 19 0 0 0 0
チャーハンをかき氷器で細かく砕いた夏の風物詩
4069
所持
ビンゴ賞 賞金:なし 副賞:豪華賞品の数々
当選した後のお楽しみ!
グウェン
より

おお、思っていた以上に豪華だ。

クマ 「参加の方法はチラシに書いてみたクマ、どうぞクマ( `Д´)ノ□」

クマから「チラシ」を受け取った!


【応募方法】
開催日 9/3(月)の結果更新時。8/30(木)は受け付けていません!
申し込みの方法 ジル(143)宛にダジャレ対外設定でメッセージを送付して下さい。
送金メッセージでも大丈夫ですが、お金はお返し出来ませんのでご注意を。
希望賞品も一緒にメッセージで送ると選考の際に考慮されるかも?

応募例:■カナールは遅くてもどうにかなーる

※文頭の■は必須です。無い場合は無効になります。
結果発表 9/10(月)までに共通伝言板にて結果HTMLアドレス発表
注意事項 1PLにつき1PC等の制限はありませんが、以下に該当する方の参加は
お断りさせて頂きます。
・肉まんにダンボールを混入する方
・お菓子の賞味期限を捏造する恋人
・賞味期限切れの材料でコロッケを作成するホープ
・お立ち台でプロポーズをする投手
・仮病で帰国してサッカーをする横綱
・叱られたら落ち込みひきこもる横綱
・スポーツ界に増え続ける王子とかプリンスとか
・賭けゴルフと不倫で窮地に立たされた新人議員パパ
・次官をクビにしたがる大臣
・辞任したがらない首相
・倒せないエアーマン
・倒せないウッドマン




クマ 「ここより下はよくありそうな質問にお答えするクマ( `Д´)」

Q.追加メッセージや、コミュ訪問のメッセージでもよい?

クマ 「A.だめクマ( `Д´)参加は認められないクマ
 公正にするため、他の人から見えるメッセージ以外はだめクマ」

Q.ダジャレをいっぱい考えたんだけど?

クマ 「A.今回は1人につきいくつでも応募してもらってOKクマ( `Д´)
 ただし、1メッセージにつき1ダジャレまでに限定するクマ」

Q.優秀賞の賞品はどうやって決まるの?

クマ 「A.審査委員のその日の気分クマ( `Д´)ダジャレの内容やキャラプロフィールも参考にするクマ」

Q.ビンゴ賞って何?

グウェン 「A.私の考えたネタとのシンクロ度の高い人一人に、装備品やボトルアイテムをプレゼントします。」

Q.プレゼントが当たったんだけど・・・やっぱりいらない

クマ 「A.その場合は可及的速やかにコミュの伝言板か担当者(143)の伝言板へ連絡を欲しいクマ( `Д´)」

Q.嫁って誰?

ロッド 「グウェンはわしの嫁さんだ。」

ガスタフ 「ゆりは俺のハニーだぜ、ひゃっはー!」

ゆり 「 そ れ は 違 う 」

Q.スイカの早食いには自信があります!

クマ 「A.そんな企画じゃないクマ( `Д´)」

Q.なんでロバートは毎回物が壊れてるの?

クマ 「A.たぶん日ごろの行いクマ( `Д´)」

Q.クマ谷ってどこにありますか?

クマ 「A.ひみつクマ( `Д´)」

Q.スイッチってどこにありますか?

クマ 「A.それは…( `Д´)」

ジル 「OFFっ」

クマ

ジル 「ONっ」

クマ 「A.あれ?(;`Д´)クマは今、何してたクマ?」

ジル 「ふふふ、音声認識で私の肉声でしか反応しないんだよねー」

Q.ファイナルアンサー?

クマ 「A.ファイナルアンサー( `Д´)」

Q.ナンクルナイサー?

クマ 「A.それはやめてほしいクマ(;`Д´)」

Q.チョコを8個に増やした犯人がわかりました!

クマ 「A.・・・いったいいつの話クマ?( `Д´)」







クマ 「その他質問がある場合はこちらの伝言板に書いてほしいクマ!( `Д´)」

ジル 「皆様のご参加、おまちしておりまーす」


フラグ「イベントへの参加権利」を手に入れた!

余白