キミは、腕を組み壁に寄りかかっている男を問い詰めることにした。
この男が絶対にキーワードを知っている、とキミのカンが告げる。
「・・・・・・何か?」
男も睨んでくるが、ここで怯んだら終わりだ。
何しろ時間が無いのだから。
「我は何も知らぬ。話しかけないでくれないか」
そう言って男は目を閉じた。
無視をされたキミは、なおもきつく問いただす。
「・・・やめてもらうと言っただろう。
さもないと・・・・・・」
目つきの変わった男の右手から炎が噴き出している。
この男は魔術師だったようだ。このままでは店ごと燃やされてしまう。
キミは慌てて店から飛び出した・・・
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