さっきのライブはとてもよかったと思う。感動した。 キミは興奮しながら、その感想を伝える。 「だろ♪イケてたよな！」 そう言うとギター男は突然飛びついてきた。癖なのだろうか。 キミは抱きつかれる寸前でなんとか身体をひねってそれを避ける。 ギター男の身体は空を切り、そのまま床に倒れこむ。 「そんなところで寝ていたら風邪をひきますよ？」 ちょっとその心配はズレていると思う。 「実は来月にもライブがあるんだ。 　また聞きにきてくれよな♪」 ギター男は、来月のライブのパンフレットをくれた。 キミはたまたまこの街に迷い込んでしまっただけなので、 果たして来月のライブを聞きにこれるかどうか・・・ とりあえず、キミはキーワードについて何か知らないか聞いてみた。 「キーワード・・・ 　うーん、思い出せないな。 　麻菜ちゃんは？」 「さっきのパンフレットに 　何か書いてありましたよ？」 「そうだっけ？」 キミは、先ほど手渡されたパンフレットを広げてみる。 一番上に大きく＜ＳＯＵＬ　ＧＥＡＲ＞と書かれていて、 その下になぜか『あ』という一文字が大きく載っている。 これがキーワードだろう。 「まあそんなのどうでもいいや。 　また来月に来てくれよな！」 できることならまた聞きに来たいものだ。 キミは広場をあとにした。 キミはフラグ「キーワード『あ』」を手に入れた 宿屋に行く 武器屋に行く 時計台に行く 路地裏に行く 橋の下に行く 酒場に戻る