余白

〜イベント発生〜
【運命の日】

今日は3月14日、ホワイトデーである。
そういえば、赤い翼の女性陣はどうなったのだろう。

あ。さっそく一人(と一匹)発見。

ジル 「ふっふっふ、クマぴょん。前回のイベントを覚えているかね?」

クマ 「突然何クマ?( `Д´)もちろん覚えているクマよ。
 最後まで残ってガクブルしてたからクマね…」

ジル 「そう、前回は最後に危険な二人(?)が残ってたのさー。
 だから最初に食べてしまえばモウマンタイ!」

クマ 「言われてみればそうクマ!ずるいクマよ!( `Д´)」

そう言うや否や、ジルは袋から取り出したクッキーを口に放り込む。

ジル 「わっはっは、お先に・・・・・・・・・・・・」

突然ジルが静かになり、白目を剥いて倒れた。口から泡も吹いている
どうやらアタリのクッキーだったようだ・・・・

クマ 「ギャー!い、いきなりアタリクマか(;`Д´)
 クマはやっぱり最後に食べるクマ!残り物には福があるクマ」

それを物陰から見つめる黒い影が。

ロッド 「ジル 2118 Exp(-11) さすが本命、いきなり29に11差とは。」

どうやら、配られたアタリクッキーが誰の元に来たかを確かめているようだ。
さて、気になるので次の犠牲者が誰なのか見に行こう。




次にチャレンジしようとしているのは、『赤い翼』のティーンズコンビだ。

麻菜 「困りましたね…どうしても食べなければいけませんか?」

シア 「どきどき シアに当たりませんよーに」

さにー 「せめて二人は当たりませんように、、、、w;」

なぜかセクハラ王子までここに居た。
そして、二人がおそるおそるクッキーを口に運ぶ。

麻菜 「とっても甘いクッキーですね。」

シア 「うん、すっごくしょっぱい・・・・・・っっ」

一見無事かと思いきや、シアが口を両手で押さえて
光の速さで一目散にトイレに駆け込む。

さにー 「大変だ!ボクが介抱してあげるよ〜v」

そのシアをさにーが、普段の動きからは想像も付かない速さで追いかける。

麻菜 「さにーさん、本当は足早かったんですね。」

ロバート 「おっ、麻菜ちゃん、無事だったんだな♪」

通りすがりのバンドマンが、生き残った麻菜に声を掛けた。

麻菜 「はい、イチゴ味のクッキーでした。おいしかったです。」

ロバート 「だろ♪たっぷりイチゴジャムを入れたんだぜ♪」

麻菜 「ジャム…なんか素直に喜べない……。」

ロッド 「麻菜 5474 Exp(+45)、シア 4802 Exp(-27) 27差で当たったか。
 残るアタリはあと一人だ。ガンガンいくしかないな。」

残るはゆり、グウェン、クマの3人(?)だ。




噂をすれば、ゆりが向こうからクッキーを手にやってきた。

ゆり 「ふーん・・・見た目も匂いも普通のクッキーだね。」

ひっくり返してじろじろとクッキーを眺めてみたり、
鼻先に近づけて臭いを嗅いだりしている。
はたして、そんなことでチャーハン入りかどうかがわかるのだろうか。

すると、今度は逆方向から、ガスタフが土煙を上げながら走ってきた。

ガスタフ 「ハニィィィィィイィィィィィイイイイ!!
 わざわざこの俺様に逢いに来てくれたんですね!」

わざわざ会いに・・・・・・?いや、どう見ても自分から駆けつけたのだが。

ゆり 「ちょうどよかった、おっさん。はい、私からのプレゼント♪(←裏声)」

ガスタフ 「おおおおおおお!なんとハニーから手作りクッキーを貰えるなんて!(←脳内変換)
 俺様超感激!!」

あ、他人に食わせた・・・・・・
というかガスタフも調理に参加してたはずなのに、すっかり忘れているようだ。

ガスタフ 「うめぇぇぇぇぇぇぇ!!!サイコー!ハニーの愛を感じるぜ!
 お返しに俺様の愛の抱擁を!」

ゆり 「ちっ、なんだ普通のクッキーだったのか。あげて損した。」

抱きつこうとしたガスタフを、身を翻してするりと避け
ゆりはそのまま立ち去って行った。

ロッド 「ゆり 13370 Exp(+41) 全然大丈夫だったな。
 さて、残るはクマと……はっ!嫁!?」

嫌な予感を感じ取ったのか、ロッドは慌てて自室に向かった。




一方、こちらはコミュ外れの閑静な場所に在る部屋にて。
静かな場所に似合わない、けたたましく戸を叩く音がこだまする。

クマ 「助けてクマ!かくまってほしいクマ!(;`Д´)
 この流れだと絶対アタリクッキーを引くクマ!」

メロウド 「断る。諦めて貰おう。」

クマがどんどんと鳴らす扉の向こうからは、メロウドの低い声が聞こえる。

クマ 「ひどいクマ!血も涙もないクマか?( `Д´)
 もしクマが死んだら化けて出てやるクマよ!」

メロウド 「ぬいぐるみは化けぬ。これ以上騒ぐのならば燃やすが。」

ぴたり、とクマの手が止まる。
燃やされるのは嫌だったらしい。

ペーター 「あ、こんなところに居たんだ、クマさん。
 グウェンさんが探してたよ。さあ行こう。」

突然現れたペーターが、クマの首根っこをひょいっと掴み担ぎ上げる。

クマ 「はなしてクマ!逃がしてほしいクマ!(;`Д´)
 もしクマが死んだら末代まで呪ってやるクマよ!」

ペーター 「はいはい、わかったわかった。」

そう言うとペーターはひょい、っとクマのマスクを奪った。
こ、これはついにクマの素顔が!?

  「それはだめクマ!返してほしいクマ〜〜〜〜〜〜」

マスクを持って逃げるペーターを追いかけ、クマは
まんまとグウェンの部屋へとおびき寄せられたのであった。

・・・・・・
・・・・
・・

【クッキー大決戦】

ついにチャーハンクッキーの最後の生贄が判明するらしい。

グウェン 「とうとうこの時が来ましたね・・・」

クマ 「覚悟はしてきたクマ(;`Д´)」

ここはロッドとグウェンの私室。
グウェンとクマが向かい合って正座している。
2人(?)の脇には、お揃いのラッピングを施されたクッキー袋。

クマ 「2回連続で最後まで残るなんて思ってもみなかったクマよ(;`Д´)」

グウェン 「クマだけに、くまった事になった・・・・・・なんちて」

クマ 「・・・なんだか、悪寒以外にも寒さが増したクマ( `Д´)」

グウェン 「エアコン付けましょうか?」

クマ 「いえ、結構クマ( `Д´)でも暑くないのに変な汗が出てきたクマよ」

グウェン 「では・・・1、2の3、で一斉に食べますよ?」

クマ 「望むところクマ( `Д´)いや、本当は望みたくないクマよ・・・」

2人(?)はごそごそとクッキーの袋を開ける。
さあ、いよいよ運命の瞬間だ。

グウェン 「1・・・」

クマ 「2の( `Д´)」

グウェン 「さんっっっ!」

クマ 「ヨン様ー!(;`Д´)」

そして、1人と1匹が同時にクッキーを口に入れた!

・・
・・・・
・・・・・・


ど、どっち・・・?

グウェン 「ぐぼぁーーっ!!」

ロッド 「まっ、間に合わなかったかーー!!」

ロッド(35歳)が息を切らせながら駆けつけたが、時既に遅し。
クッキーを食べたグウェンの顔から、みるみる血の気が引いてゆく。

クマ 「備蓄金 211865 en(+36)
 ま、またギリギリで助かったクマー!(;`Д´)神様に感謝したいクマ!」

ロッド 「グウェン 26839 Exp(+10)
 わしがアタリチョコ引いたからって、空気読んで嫁まで引かなくてもー!」

グウェン 「ク・・・クッキーと嫁だけに・・・クッキー嫁・・・・・・
 空気読め・・・・・・」

そう言い残すと、グウェンは気を失った。



















クマ 「はっ!?少し時間が止まってたクマ!
 でも最期の言葉までダジャレなんて、筋金入りクマね( `Д´)」

ロッド 「勝手に殺すな!今ヒーリング掛けるからな!
 ほれ、ぼさっとしてないでクマはアンチドーテを買ってこい!」

クマ 「クマづかいが荒いクマね(;`Д´)」

メッチ 「話は聞かせてもらった!俺が特製解毒チャーハンを作るぜ!」

ロッド 「やめろーー!!」




ロバート 「というわけで、チャーハンクッキーに当たったのは
 3-ジル4-シア5-グウェンということになったぜ。
 まあ、日頃の行いが悪かったってことだな♪」

ペーター 「では、答え合わせのお時間です。
 誰が誰に予想したのかも記入してみました。
 *印は残念ながら無効票になってしまった方です。」

【結果(敬称略)】
1 ゆり ゆり(104) 3/12現在:13370 Exp(+41)  投票数2人(無効票除外)
四様(459) ラグシ(1935) *ジェンガ(261)
5位
2 麻菜 麻菜(138) 3/12現在:麻菜 5474 Exp(+45)  投票数4人
ひお(3255) アルバート(3820) シロ(3851) 猪レオン(2946)
6位
3 ジル ジル(143) 3/12現在:2118 Exp(-11)  投票数7人
リオン(338) デニス(341) ミスカ(2162) ロアール(2589) らずり(486)
イズリ(2628) アリス(2903)
2位
4 シア シア(253) 3/12現在:4802 Exp(-27)  投票数2人
グラン(3265) ヘイレン(2573)
3位
5 グウェン グウェン(598) 3/12現在:26839 Exp(+10)  投票数6人
ディー(331) ばぁにら(2635) ミシェール(2875) 風音(2203) はちと(3808)
ルー(3822)
1位
6 クマ クマ 3/12現在:211865 en(+36)  投票数8人(無効票除外)
エル(165) ハロルド(655) ドリルっていうな(泣)(690) ヴィッキー(1638) クレメンス(1805)
レイド(4969) エイさん(591) 白猫しろ☆(1550) *GALS(689)
4位



メロウド 「結果としてリオン(338)、デニス(341)、ミスカ(2162)、ロアール(2589)、らずり(486)、
 イズリ(2628)、アリス(2903)、グラン(3265)、ヘイレン(2573)、ディー(331)、
 ばぁにら(2635)、ミシェール(2875)、風音(2203)、はちと(3808)、ルー(3822)

 以上の方々が見事的中したようだ。」

さにー 「正解者の希望賞品は、下の表の通りだよv」



【プレゼント一覧表】
a *雷槍『鵺鳴』
(風属性/--/--) 槍矛 -- 150/150 (150) 16 0 0 -6 0 0
 希望者なし
3309所持
b デビルアックス(2本セット)
(自虐狂気Lv2/自虐毒Lv1/自虐混乱Lv1)斧槌 -- 200/200 (200) 85 20 -10 -10 -10 0
 ヘイレン(2573)
2635所持
c ダーティマチェット
(麻痺付加Lv3/クリティカルUp/--) 斧槌 -- 6/6 (125) 44 29 0 0 0 0
 アリス(2903) ばぁにら(2635)
3309所持
d ブレイン・ピアッサー
(狂気付加Lv3/--/--) 弓矢 -- 1/1 (75) 45 34 0 0 -8 0
 ミスカ(2162) 風音(2203) ルー(3822)
3309所持
e *c/赤色の翼
(混乱耐性Lv3/石化耐性Lv3/毒耐性Lv3) 装飾 -- 37/37 (37) 5 11 76 0 8
 ロアール(2589)
2194所持
f マテリアルライブラリLv1
(初期維持費:400en) 設備 -- 800/800 (--) -- -- -- -- -- --
 イズリ(2628)
4018所持
g ガンプラントLv3
(初期維持費:660en) 設備 -- 600/600 (--) -- -- -- -- -- --
 デニス(341) グラン(3265)
103所持
h ガンプラントLv1(2基セット)
(初期維持費:180en) 設備 -- 600/600 (--) -- -- -- -- -- --
 ミシェール(2875) はちと(3808)
103所持
i 不吉な棺(2個セット)
(中身:ケイオス・ホーン/罠:脱力紋様) Box -- --/-- (--) -- -- -- -- -- --
(中身:*正体不明のミイラ/罠:シーフハンド) Box -- --/-- (--) -- -- -- -- -- --

 らずり(486)
2136所持
j 現金1129 en
(送金時のメッセージにチャーハンが含まれます)
 リオン(338) ディー(331)
103より

ロッド 「希望が重なってしまった所は、わしの独断と好み、ついでにコミュメンバーと協議した結果
 ばぁにら(2635)、風音(2203)、グラン(3265)、はちと(3808)、ディー(331)を当選者とさせてもらった。
 なおクレームは一切受け付けない。」

メッチ 「送付日等の詳細は、後で伝言板へ連絡しに行くよ。
 ちなみに選考に漏れた人の中からリオン(338)さんだけは特別に
 現金29enをお送りいたします。」


【因果応報?】

ペーター 「よかった〜、無事に終わった!」

さにー 「うんうん、そうだねv」

ロッド 「よくな〜〜い!」

突然ロッドが声を張り上げた。

ロバート 「ロッドは嫁さんがクッキー当たったからな。」

ロッド 「そんなことはどうでもいいのだが。これを見てくれ。
 では回想シーン、スタート」

Q.ロッドさんのファンになっちゃいました!個人的に肖像画を描かせて下さい!

ロッド 「A.ガンガン行くしかないな。」

ロッド 「回想シーン、終了。
 以前の『よくある質問』でこう答えたのに、わしのファンが1人も名乗り出てこないじゃないか!」

そ・・そんなことで怒ってたのか・・・・。

グウェン 「言い遺したいことはそれだけかしら?」

ロッド 「ああ、それだけはどうしても言っておきたかっ…ってその声は!」

気が付くと、クッキーを食べさせられた女性陣がずらりと並んでいる。

シア 「ひどい目に遭ったよー」

麻菜 「ロッドさん。シアさん達に謝って下さい。」

ジル 「助っ人呼んできました。」

ゆり 「夜露死苦。」

クマ 「ク、釘バットはしまった方がいいと思うクマ(;`Д´)」

ロッド 「な、何を言う!元はと言えば、お前らが毒入りチョコを配ったからじゃないか!
 それに、わしだけじゃなくて他の男連中も……っていなーい!?」

ロッドが振り返った時には、既に他の男性メンバーは
危険を察知してこつぜんと消え去っていた。

グウェン 「さあ。もちろん、覚悟はできてますよね?」

ロッド 「やっぱりこんな終わり方なのかーーーー!!!」

メッチ 「それを期待してた人が多かったからな。」






〜Fin〜

ガスタフ 「ロッドがどうなったかは置いておいて、今回のイベントはここまでda!
 参加してくださった29名の方々、本当にありがとうございやがりました!
 それではごきげんよう!」

ジル 「こんなところにまで29がー!!Σ」



フラグ「イベントへの参加権利」を失った・・・。

2007.3.19:メッチ(103)

余白